第8回立命館数学教育研究会の開催報告
去る1月18日(金)19時より第8回立命館数学教育研究会を開催しました。
今回は、東山中学・高等学校で教鞭を執っておられます鶴迫先生を
講師にお招きしまして、2年後の2021年1月から始まる
「大学入学共通テスト」を始め、教材研究の仕方の一端をお話して頂きました。
高校数学教育において著名な鶴迫先生のご講演とあって、中学・高校で教鞭を
執っておられる数物の校友や、教員志望の現役学生ら計17名に参加して頂きました。
「大学入学共通テスト」の分析から、「数学的背景の整った問題」や「逆問題」
といったキーワードをご紹介して頂き、典型例を交えて解析して頂きました。
特に参加された若手教員の方々からは、その分析、すなわち
教材研究のやり方についての質疑応答が交わされ、
非常に活気のある研究会となりました。
また研究会後に設けました懇親会では、鶴迫先生を囲んで
研究会での議論を踏まえ、さらに深い内容まで話し合われました。
参加して頂きました皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。
さらに、当日若手現役教員からリクエストがありまして、
鶴迫先生に5月17日(金)に第2弾として、ご講演頂けることとなりました。
また、次回もご参加頂ければ幸いです。
立命館大学数理科学科 渡部拓也
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