お知らせ&行事

第76回 数物会本部運営委員会が開催されました。

 
開催日  :2021年12月4日(土曜日) 13:00-16:00
開催場所:数理科学科談話会室 + zoom
主たる決定事項、検討事項は以下の通りです。
 
1.次期総会のあり方  
・遠方の会員を考慮して,対面とZoomのハイブリッドで行いたい.懇親会も同様.
・ハイブリッドで行うためには柔軟な対応が必要なので,ホテル等よりもBKCが望ましい.
・講演会は、堀場製作所足立正之社長にお願いする
(足立正之社長は、海外、技術、経営と多様な経験を積まれておられるので適任である)
・BKCで行うなら,キャンパスツアー・研究室案内等(ポスターセッション)を盛り込む.
・総会担当チームを組む.現役の学生にも加わってもらう(学生は卒業パーティ実行委員にやってもらう)
 
2.世話人会の廃止検討
・結論として、今の世話人は残す.新しい世話人は,決められるなら決める.決められないなら空位.
 
3.これからの数物会会員相互のコミュニケーションのあり方の検討
・現役の学生と多彩な経歴を持つ卒業生との交流会などで,卒業年次を超えたつながりを形成したい.
・メルマガの活用(例えば、掲示板を設けて気楽に交流、テーマを絞っての原稿依頼など)
 
4.その他 (出席委員より)
・本部と支部が対等な形で予算を組みたい.(「関東支部」として区別して予算を組む)
・関東支部の裁量がより大きい形で予算を使えるようにしたい.
・関東支部にも会計を置くは次回再検討
 
5.承認事項
・芝田一夫様の来年3月末で運営委員の退任が承認されました。ありがとうございました.
・卒業パーティはオンライン開催の予定です.
・数物会としてZoomを契約する。
・準会員の方から送られてきた一万円については、その方を正会員にして,会誌はいらないと言われているので会員証は送らず、礼状を送る。
・車の交通費については、公共交通機関で移動した場合の金額を支給する.
 
6.次回数物会運営委員会の開催日程・議題の確認の件
2021年 4月 9 or 16日( 土 ) 
場所:BKC, オンライン      
時間、議題は未定
 
 
 
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第13話は、環境都市工学科 平岡由夫 先生です。お話は こちら をご覧ください。



執筆者のプロフィールは立命館大学のホームページにあります。
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アインシュタインが相対性理論を構想した計算式などを同僚と書いたメモが、フランスで11月23日、約15億円で落札されました。相対性理論の確立に至るまでのさまざまな試行錯誤が記されているそうです。
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               「ニュートリノ超光速度問題」から学んだこと
     

  私は、2005年度立命館大学理工学部物理科学科を卒業し、その後、名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻へ進学し、博士号を取得しました。それからアカデミアという環境の魅力にひかれて、今現在も大学教員として物理学の最前線に居ります。
 立命館大学時代、もともと宇宙物理学や素粒子物理学をやりたくて福山武志教授の研究室(福山研究室)で素粒子論・宇宙論の基礎を学びました。もともと理論物理学にあこがれを持っていましたが、実際に自分で実験観測を行い、現象を理解したいという思いから(理論物理を研究としてやれるだけの力量がないということとを実感していたというのもありますが)、大学院は素粒子物理学の実験を行うため名古屋大学大学院に進学しました。特に、私は素粒子と宇宙の両方への興味から特に初期宇宙における宇宙の構造形成に強い関心があり、その中で最も重要なテーマである宇宙における「暗黒物質問題」に関する実験的研究を進めております。
名古屋大学に在籍時、私の主要な研究ではありませんでしたが、OPERA実験というニュートリノ振動実験に参加して(させられて)いました。この実験は、ニュートリノ振動という現象によってミューニュートリノからタウニュートリノへ量子力学的状態が移り変わる現象を直接検出することを目的としたもので、スーパーカミオカンデで最初に指摘したニュートリノ振動に関する直接検証というのが主要な目的でした。しかし、2010年、非常にざわつく結果が出されました。主目的であるニュートリノ振動の結果ではではなく、バイプロとしてのニュートリノの速度の測定についてです。
これは、技術的に非常に面白い測定で、GPSの技術を用いてニュートリノが発射された時間と到着した時間を精密に測定し、その間の距離との関係からニュートリノの速度を測るというものでした。そして、その測定を中心で行っていたフランスのチームが、ニュートリノの速度が光よりも速いかもしれないという結果を出したのです。OPERAグループ内がかなりざわつきました。そこから、ワーキンググループがつくられ、精密に結果の精査がなされました。しかし、なかなか問題点がみつからず、プレス発表することになったのです。その時のニュースを覚えておられる方も多いかもしれませんが、当然、光速度より速い速度で粒子が飛ぶことは特殊相対性理論から禁止されるわけですから、もしそれが本当であれば大発見です。しかし、その後、重大な実験上のミスが見つかり、結局ニュートリノは光速度と矛盾ない速度であるという結果で落ち着きました。その時の詳細をここで色々と話すつもりはないのですが、私にとってこの出来事は、それからの研究者としての意識を大きく変える出来事でした。
 引き続き、中竜大様の「ニュートリノ超光速度問題」から学んだことについての寄稿文は、12月発行の「すうぶつ会誌No,22」にて、さらに詳しく記載されています。ぜひ、ご覧ください。
 
 
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 10月22日(金)、第11回立命館数学教育研究会をZoom利用のオンライン形式で開催しました。参加登録者は47名(大学生・大学院生18名、OB13名、大学教員・研究員16名)。当日は40名ほどの大変盛況な研究会となりました。

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第12話は、物理科学科 滝沢優 先生です。お話は こちら をご覧ください。



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森重文 京都大学高等研究院院長・特別教授が文化勲章を受章されました。
社会における数学の役割について、「いろいろな分野で数学者が活躍するようになった。社会の数学に対する期待が大きくなり、数学の役割や立場が変わった。」(京都大学高等研究院HPより)
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第11話は、数理科学科 KOHATSU-HIGA Arturo 先生です。お話は こちら をご覧ください。



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第11回立命館数学教育研究会は、上野健爾先生のお話を直接聞ける貴重な機会でした。
交流会は楽しい雰囲気で、大変有意義な研究会になりました。
参加者の皆様、ありがとうございました。
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第10話は、物理科学科 深尾浩次先生です。お話は こちら をご覧ください。



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立命館数学教育研究会が、10月22日(金)に開催されます。
講演会の講師は、上野健爾先生です。
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