5月17日(金)にキャンパスプラザ京都におきまして
第9回立命館数学教育研究会を開催いたしました。
今回は、若手教員の方々の要望から、前回に引き続き
鶴迫先生(東山高校教諭 2001年物理卒)にご講演頂きました。
ご講演内容は、2019年入試の傾向の分析報告に始まり、
大学入試新テストを念頭に置いた教材研究について解説頂きました。
漠然と説明されがちな「問題の見方を変える」ということを、
「本質となる数式の捉え方を変える」こととして明示し、
そこから「一見して異なるけれども、実は本質は同じ問題」を
創造する面白さを解説頂きました。
前回のご講演でも仰られていた「逆問題の発想」を
さらに具体的に解説頂いたことで、聴講されていた方々にも
多くの刺激を与えられていたように感じました。
当日は、中間テスト期間ということもあり、
現役教員の方々にも多数参加して頂き、
相参加者数19名の非常に活気のある研究会となりました。
特に、懇親会では、現役教員同士の快活な交流が行われ、
本会の意義の重要性を改めて感じさせられました。
また、残念ながら参加できなかった方々からも
メールを頂いておりまして、鶴迫先生のご相談したところ、
先生のご厚意により、第8回、第9回の講演資料を
数物会ホームページにアップする許可を頂戴しました。
興味もお持ちの方々は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
渡部拓也
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