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物理科学科教授 森 正樹 先生の授業にお邪魔をしてきました

2025年11月20日(木)
物理科学科教授 森 正樹 先生の授業にお邪魔をしてきました
 
 森先生は、2009年4月に理工学部教授として着任されてから17年間、立命館大学の教育にご尽力いただき大きく貢献されてきました。また、数物会の副会長としてもご活躍されました。2025年度をもって退職される予定です。
 そこで、森先生の講義、実験に潜入させて頂きました。
11月19日(水)
2時限 
物理科学科2回生「電磁気学2」
 物質中のマックスウェル方程式から不連続面の条件を導くという講義で、淡々と板書をしながら説明を加える
内容を学生さんは一生懸命ペンを走らすと同時にパソコンを横に置きながら、中にはスマホで板書されたのを撮るなど、
現在の授業風景が印象的でした。

午後の3~4時限 
物理科学科の秋季3回生実験「天体物理学」グループの実験風景でした。
「地上でのミューオンの流量とその寿命測定」をテーマとし、本日の課題は
課題A PMTからの信号の印加電圧依存性、
課題B  シンチレーション検出器からの閾値以上の信号頻度の印加電圧依存性で、少人数の6人が2グループに分かれ、
実験から得られたデータを用いながら、課題解決に向けての協働作業でした



〇森 正樹 先生の経歴
1983年 京都大学理学部卒業
1988年 京都大学にて理学博士取得
その後、東京大学宇宙線研究所 教授等を経て
1009年 立命館大学理工学部教授~ 現在

〇研究分野
森教授は主に CALET(CALorimetric Electron Telescope) を用いた高エネルギーガンマ線・宇宙線観測の研究を中心に進めています。
1.高エネルギーガンマ線のCALETによる観測
2.マルチメッセンジャー天文学との結びつき
3.暗黒物質・理論モデルへの制約
4.ガンマ線バースト (GRB) の研究
5.宇宙線プロトンの直接測定 (CALET)

最近の研究発表
2025年1月:東京大学宇宙線研究所の共同利用研究成果発表会で「飛翔体観測(CALET)による高エネルギー宇宙線加速天体の研究」を発表。
2024年9月:日本物理学会年次大会で「CALETで観測された MeV 領域粒子フラックスの時間変動」を口頭発表。
 



 
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