お知らせ&行事

第11回立命館数学教育研究会の案内

2021年09月25日(土)
下記の日程で第11回立命館数学教育研究会を開催します。

ちらしは、こちらをご覧ください。

  今回は上野健爾先生をお招きし、「数学教育を担う教員志望の学生が身につけるべき教養」や「"アクティブラーニング”や"ITC教育”といった流行のキーワードに揺れることのない"普遍的な数学教育”」をテーマにご講演頂くことになりました。
  コロナ感染拡大防止のため、Zoomによるオンライン形式で開催いたしますので、現役教員の方々はもちろん、遠方の方々も奮ってご参加下さい。
参加ご希望の方は、Zoomリンクをお送りしますので、こちらの参加フォームよりご登録よろしくお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSedKfFnRdY9dJb5SvH7I6UzaXN8wueOE-dkx6J5xoqS-CSVuA/viewform

日時:2021年10月22日(金)18:00 〜 19:00
講師:上野 健爾 氏(四日市大学 関孝和数学研究所)
講演題目:「数学で何を伝えるか」

概要:
 日本の初等中等教育では、数学は問題を解くための技術を習得することに重点が置かれている。
極端な場合、問題の解答を暗記することが数学の学習と誤解されている。
 数学では、一つの課題や問題に対して様々な見方や発想が可能であり、ある見方では課題や問題は簡単に解決されるが、
他の見方では複雑になってしまうことがよくある。限られた時間で教育を行うことから効率のよい発想が教育現場では歓迎される。
しかし、一見効率の悪い発想に、数学の本質が隠されている場合が多い。特に、生徒の思いがけない発想は、
昔の数学者が悩んだ問題と深く関わっていることがある。こうした、生徒の発想を受け止め、授業に生かすことが、
数学の教育を豊かにするが、そのためには、教える側の力量が問われている。
 数学教育は何を目的とし、それを実現するために先生は何をいかに学び続けるべきか、私の考えを述べたい。

なお、講演会後に、オンラン交流会を開催したいと思いますので、こちらも是非ご参加下さい。
皆さんのご参加お待ち申し上げます。

世話人:数理科学科教員 渡部拓也
1-1-1 Noji Higashi, Kusatsu, Shiga
525-8577 Japan
TEL: +81-77-561-5843
E-mail: t-watana@se.ritsumei.ac.jp
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